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知ると家具の見方が変わる!歴史に残る巨匠たちの名作インテリア9選!

普段目にする様々なインテリアたち。その基礎ができたのは、時代時代に革新的な名作と呼ばれる家具が登場して、それに影響を受けながら今の家具たちに脈々とつながっています。今回は家具の歴史を塗り替え基礎を作った、手作業から大量生産へ移り変わる1900年初期の海外デザイナーたちの、9作の有名な家具をご紹介します。

チャールズ・レニー・マッキントッシュの「ヒルハウス」

1902年にデザインされた、1400mmもの高い背もたれで知られるこの椅子。
建築家として有名なマッキントッシュのデザイン。
椅子の実用性とオブジェとしての美しさが追求され、360度どこから見ても美しい眺めの椅子。
ちなみに、ハイバックの背もたれは人の背中に合わせて少し丸くカーブさせてあります。
直線の表現に、当時流行っていたアールヌーボーの曲線美を融合させたところが新しかった!

フランク・ロイド・ライトの「バレルチェア」

高級感漂う調度品のようなバレルチェア。
最初のバレルチェアは1904年、その後1937年にそれぞれ自身の設計した建築に置くために作られた。
バレル=樽という名前の通り、丸い座面をぐるりと囲むデザイン。
魅力は、木の柔らかな素材と相まった、規則的な細い直線に迫力があるところ。

ヨーゼフ・ホフマンの「クーブス・ソファ」

1910年にデザインされたブエノスアイレスの展覧会で出品されたソファ。
モダンデザインの先駆者、巨匠ヨーゼス・ホフマンの代表作。
見た目はシンプルだけど、手仕事で1枚1枚の革を縫製してモコモコとした見た目、ふかふかのクッション性を実現しています。

ヘリット・トーマス・リートフェルトの「赤と青の椅子」

1919年に発表されたイス。
色彩はオランダではじまった芸術運動「デ・スティル」の先駆者、画家のモンドリアンに刺激を受けた。
リートフェルトは家具職人で、このイスの構造は単純で原理的。
のちにこの椅子と同じ原理を使って、リートフェルトが建てた住宅が、世界遺産となったシュローダー邸。

W・ワーゲンフェルトとC・J・ユンカースの「バウハウスランプ」

1924年にバウハウスのウィルヘルム・ワーゲンフェルト&カール・ヤコブ・ユッカーがデザインしたランプ。
こちらの何が凄かったのかというと、当時手作業で作る一点ものから工業化の流れが生まれ、大量生産できるモデルだったのです。
さらに、丸いガラスと支えの円柱が飾り気なくシンプルな幾何学形態で、20世紀の象徴的なデザイン!

マルセル・ブロイヤーの「ワシリーチェア」

1925年、初めて曲げた金属パイプを使用して、布の張力で座面を作ったチェア。
自転車用の工具を使って簡単に組み立て・分解できて、大量生産向き。
それまでの椅子は4本足で重いものが主流で、とても前衛的でした。
前衛的過ぎて評価の低かったこのイスを、親交の深かった抽象画家のワシリー・カンディスキーが評価したことから、彼の名前を取り「ワシリーチェア」との名前になった逸話も!

マルト・スタムの「S-33」

1926年に発表した「S-33」。
世界初のスチールパイプ製で後ろに脚がないS字構造の椅子。
動くとイスが適度にしなり身体を受け止めてくれます。
腰の弱い方が長時間座っても疲れない椅子!
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CRASIA編集部